2012年1月3日火曜日

【書評】青い鳥/重松清

【読む前に】
ある友人が良い!って言ってたので、読み始めてみた。何か、大事なことを学びたい、感じ取りとりたい。

【あらすじ】
中学校の非常勤国語教師の村内先生は吃音障害でうまく言葉が話せない。
でも、先生の話す言葉は「本当にたいせつなこと」ばかり。
いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、など
誰にも理解されずひとりぼっちになってしまった心にそっと寄り添う物語。

【感想】
始めのエピソードから泣きそうだった。琴線に触れる感じ。放課後の教室を照らす夕日のような優しい感じ。

たいせつなことと正しいことは違う。
たいせつなことを、ちゃんとたいせつにして、生きていきたいし、将来自分の子供に教えたい。

そばにいる。
誰かがいてくれることは、本当に心強いこと。

間に合ってよかった。自分を嫌いになる前でよかった。

生きる強さ。信念を貫く強さ。
強さを支える、優しさ。
間違いなくヒーローもの。


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