2012年4月1日日曜日

【音楽評】少年/福山雅治



福山雅治の歌を紹介するのは2回目ですが、
先日紹介したHEYとはまた違う深さがある歌

何もかも信じられた「少年」だった過去の自分
過去の自分は、今の自分を見てどう思うのだろう?
思い通りにいかないことも多いけど、前を向いて歩こうとする現在の自分

昔、確かに夢いっぱいだったし、不可能なことなんてないと思っていた
でも、大人になるにつれて、色んな壁にぶつかり、
夢を忘れて、現実を生きることで精いっぱいになっていた
全てを投げ出したくなるときもある

でも、人間は生きていく

人生で起こること全てを抱きしめて、
ただひたすら走っていこう

少し人生に迷ったとき、自分を信じられなくなったとき
背中を押してくれるというより、心にしみわたって癒してくれる
またちょっとだけ頑張ろうと思える
素敵な歌です



間違いとか後悔とか何度も繰り返すけど
あとどれ位泣いたのなら強くなれる
風のように時はゆく
失くしながら掴みながら走ってゆく

本当の自分だけをずっと探していた
何が本当かわからないまま
今以上 これ以上 期待しすぎるから
いつも自分に裏切られて
悔しくて 受け入れなかった
ただ負けたくなくて ただ少年だった

生きることの美しさと儚さを知るその時
この痛みはやがて明日の歌になるよ
道の果て 空の向こうへ
見たかった 知りたかった世界がある
迷いながら 信じながら 走っていく